Jz4770 でググってみると GCW Zero ってのが見つかった。

http://boards.dingoonity.org/other-game-systems/gcw-zero/
http://obscurehandhelds.wordpress.com/tag/gcw-zero/
Jz4770 採用の ゲームコンソールだそうだ。Android 不採用 、320x240 (640 x 480 になるかも ) ってすごい割り切り。
The tentative release for the console is Mid July to Early August 2012. Final Cost for GCW Zero Special Edition $110.00 to $120.00.
8 月には、出るってことか。ちなみに Special Edition は、RAM 512MB Flash 16 GB で 無印 の 256MB/4 GB と比べてグレードアップされている。開発者向け?
ゲームコンソールでは、Jz4740 採用の A320 というのが有名だが、それの後継機を目指しているかんじ。それにしても Jz4770 とは ... 5 倍ぐらいは高速だろう -- そんなに性能が必要なんだろうか?
Jz4770 は、800 MHz で駆動するようだ。それでも 4 倍か。x2 は二次キャッシュで性能向上の分。
クロックダウンしているのは、熱のため? それとも 1/2 , 1/4 なら 周波数変更が簡単なため?
Dingoo Linux 用のアプリが動く。
Special Edition で $110-$120 だから 無印はもっと安いはず。$70-$80 とか?
追記: 2番目の記事をよく読めば ... pre-order では deposit $65 って書いてあった。またプロトタイプでは、Gemei A330 のシェルを使っているようだ。
Gemei A330 を流用すれば、基板を作るだけでプロトタイプにはなるだろうが ... その後はどうするんだろうか? A330 の シェルと互換なのを作る?
追記: 2012/09/13
『MIPS系Jz4770搭載のポータブルゲーム機GCW-Zero発売日決定』の記事で進展があったのを知った。10/1 らしい。
Sneak Peek at GCW-Zeroに開発中の筐体写真があるとのことなので見てみた。


ちゃんとケースも金型から作っているみたい。同人ハードかと思っていたが、本格的な製品らしい。基板を見ても手慣れた印象がある。
内蔵 FLASH は、microSD が使われているが、basic/paladin の様に コントローラ + NAND FLASH チップのパターンも付いている。チップの劣化を考えると 交換できる microSD のほうが嬉しい。外部ストレージも microSD で、左下にスロットがある。
Wifi は、USB 接続タイプのようだ。右上の青いのは、FM ラジオモジュール。その下の チップは、basic/paladin などと同じ型番の電源IC のように思える。下のほう USB mini-B の 上と右に大きめのチップがあるが、デカップリング用のコンデンサのはず。
MISPベースのスティックAndroid ippea TV (旧 PEA-887)

http://www.ippea.com/
JZ4770 を使っているそうだ。802.11b/g/n WIFI と USB HOST も付いている。RAM は 512 MB 。
http://www.linuxpilot.com/industry/news/20120606iPPea
こちらに分解写真。四方に足があるゲジゲジ付きだから Paladin などと同じ SD インターフェイスの内蔵 FLASH 。
こういうのが出てくるのは、嬉しい。
MIPS Jz4770 1.2G
mini USB 2.0 port (OTG, 640Mbps)
標準 USB 2.0 ports (12Mbps)
MicroSD slot
内蔵 FLASH 4GB(SD interface) / RAM 512MB;
IEEE 802.11 b/g/n (Blutooth T.B.D.)
HDMI 出力
3D Air KeyMouse
スペックを拾って訂正するとこんなところか。Blutooth が、T.B.D(定義すべき) になっているのは、BroadCom の チップだからだろう。ファームウェアとドライバの両方が必要だからメジャーな型番であることを願う。
で、3D Air KeyMouse って何? 中段の写真にキーボードのようなものが見えるけど。まさか。
よく見ると、中段・下段の写真は、基板のコネクタ配置と合わない。-- 関係ないのか -- 紛らわしい。... というか、ケースはまだ出来ていないのかも。
追記:(2012/7/12) なんか紹介されている。
http://gpad.tv/tv/mips-ippea-tv/
そして、買えるようになったようだ。メーカの eStore で買える。$50 + 送料 $15 の合計 $65 。Paypal が 82円/ドルとして、5300 円 ぐらい。ただし、出荷は7月末。もうすぐとは言え未発売。
追記: 2012/09/13
使う予定もないのだが、ポチってしまった。送料込み $65 。現在 香港から 輸送中。
記録
12/09/02 09:40 Receipt for Your Payment to iPPea Limited service-jp@paypal.com
12/09/02 09:43 Purchase Receipt info@ippea.com
12/09/11 18:19 Shipping confirmation for your order cs@ippea.com
12/09/11 18:27 More details on your shipment service-jp@paypal.com
9月11日 16:09 引受 HONG KONG
9月12日 15:06 国際交換支店から発送
paypal から Shipping のお知らせが来ている! で、すぐに 引受/発送 のトラッキングが出来ている。EMS ?


追記: 2012/09/16 : 受け取り
現物は、確かに上のイラストの通りだった。買ったのは Black で色は違う。緑帯に黒。付属品は、micro USB OTG ケーブル(HOST) と、電源ケーブル (USB) 。電源ケーブルは、例の細いタイプ。
かなり華奢な印象。乱暴に扱うと簡単に壊れてしまうかもしれない。
PC と接続するには、micro USB ケーブルが別途必要。(もってないや)
上海問屋の 299円のHUB (3port + micro USB) あたりを買っておくと、なにかと捗るかも。
まだ使う予定がないので、そっとしまう。
ちょっとメモ

・『AndroidOS4.0MiniPC YouTube動画比較テスト アンドロイド搭載スティック型』
・『USBtypePCアンドロイド4.0USBスティックタイプミニPCでインターネット・動画』
動画でレビューしているサイトを発見。モニタによってはこんなに綺麗に収まるのかと感心した。サイドのコネクタが気になっていたのだが、電源ケーブルが干渉しても、反対側の micro USB から給電できそうだし、あまり困らないのかも。
つなげるのはマウスのみが普通なのか ...
同じスティックタイプの AK-212MiniPC(Allwinner A10 1GHz)とあまり変わらないそうだ。どちらも大したことがないという意味だろう。ただ消費電力的には ippea TV の方が有利なはずで、それゆえにコンパクトに仕上がっている(と思う)。 コンパクトにできたおかげてモニタの裏に収まるとか ... バランスは良いと思う。
同じJz4xxx系でいうと、Ben nanonoteの後継よりは、GCW Zeroはちゃんと出てきそうですねw
buy nowボタンを押すと$65とかあるけど、あれは前金ってことなのかな?
前金が必要ってことで、同人ハードっぽい感じがしますが、YouTube に動画が出てたりするので、ちゃんと出そうですね。
あとは、A320 のユーザをうならせることが出来るかどうか。