2021年12月25日

USB PD メモ

今更ながら、USB PD に対応したノートPC用のプラグアダプタがあることを知った。
adapter-ali-003.jpg
こんなやつ。内部にチップが入っていて電圧を設定してくれる。
    adapter-ali-004.jpg

今まで ASUS の 1kg クラスのノートPCを使ってきたのだが、ACアダプターのケーブル断線で純正ACアダプタを2回買っている。価格が高くて馬鹿らしいのもあるが、突然充電出来なくなるとパニックになる。それで PD アダプタで充電できればと考えた。

写真では DC18-20V となっているから、多分 20V 出力可能で 30W (1.5A) のアダプタなら使えそうだ。
探すと RAVPower RP-PC152 というのが見つかった。($13.72 のところ $11.72 で購入)
adapter-ali-001.jpg

 Input: 100-240V, 50/60Hz 1A Max.
 PD Output: 5V 3A, 9V 3A, 12V 2.5A, 15V 2A, 20V 1.5A, 30W Max. Each Port
 Total Output: 40W Max.

これで良いではないか。・・・ただノートPCの入力はチェックさえしなければ本来12V 2.5A, 15V 2Aなどでも動くはずだと思うのだ。 電源ICはふつうひとつで、充電を含めすべての電源を制御する。基本スイッチングなので、19V である必要はない。むしろICの耐圧の関係で上限が重要。

もうひとつ AR-890 というのも買ってみることに
adapter-ali-002.jpg

PD がひとつに QC3.0 ひとつ + 5V USB ふたつというもの。写真では PD 20W と書いてあるようだ。QC3.0 というこは、ついでに PD も 9V 2A とか 12V 1.67A に対応しているのだろうか?
$2.35 と安価なものなので、どうも怪しい。怪しいが、買って確かめてみたい。

    adapter-ali-006.jpg
    別のもので PD がひとつに QC3.0 ひとつというのもある(MODEL: HC-082)。$3.73 でちょっとだけ高い。
    PD 5V/3A, 9V/2.22A, 12V/1.67A (20W)
    QC3.0 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A (18W)

    これは電圧がちゃんと書いてあるので大丈夫なのだろう。

    どうやら "POWER QUICK CHARGE 3.0" とプリントされていて 上記の AR-890 もこれも Maerknon というブランドのようだ。AR-890 も電圧が表記されているショップがあって 5V/3.5A, 9V/2A, 12V/1.5A をサポートしているようだ。

    adapter-ali-007.jpg

    内部の 3D モデルの写真まである。トランスがひとつあり、大きなコントローラがひとつ。IC と コンデンサ、ダイオードが3組。2組は明らかに出力用。あと一組は入力用なのだろうか? 大きなコンデンサの裏には、電解コンデンサが並列に付いている。最近の電源用コントローラは電解コンデンサなど必要ないものが多いのだが、スイッチング周波数が低いのだろうか?また、小さなコンデンサが多数付いている。これは装置の安定性を高めるために入れるのが普通。これだけでしっかりした造りだと判断できる。スマホの充電だけなら Maerknon で十分そうだ。ちなみに 5000mAH のバッテリーは 18WH ぐらいの容量なので、PD20W なら 1C 充電ぐらい。30分で 0 → 50% ぐらいは充電できる計算だ。

      Maerknon というのは間違い。10000個以上売れている製品で FOLVEME とは書いてあるのだが、FOLVEME オフィシャルストアに同じものはない。Maerknon と勘違いしたのはデザインが似ているため。側面の印刷が違う。内部イメージのは、側面に 20W を丸で囲んだ印刷。この丸の線も細い。丸の線が太い別の製品まで見つかってなんともややこしい。

    adapter-ali-008.jpg
    一方で買った RAVPower RP-PC152 の内部イメージは、出鱈目。だいたい USB Type-C コネクタがないではないか。基板もそれらしくないし、パーツも訳が分からない。こんな写真を載せるようでは、大丈夫か?と思ってしまう。


ここで USB PD trigger PDC004 というのを見つけた。
adapter-ali-005.jpg

プラグアダプタの中身だけ。9V,12V,15V,20V のマークがあって、チェックが入る。安いのは送料込みで $1 程度。これを持っておくと実際に何Vが出力されるのか?確かめることが出来るし、良いかも。

    使用している IC は IP2721 というものでデータシートも見つかる。15V,20Vを選択できるのが 無印 IP2721 で 9V,12V を選択できるのが IP2721_MAX12 。#11 sel が無接続ならば 低い方 9V,15V で high (100kΩでプルアップ) だと 高い方 12V,20V の選択になる。(GND にすると 5V)

    要求した電圧がサポートされてなければ、サポートされる最も高い電圧を要求する。なのでチェックするだけならば、20V だけ買えば良いはずで、電源として利用する場合も 9V,15V はパターンカットすれば良いので買う必要はない。

購入したものが届いた。
RAVPower RP-PC152
プラグアダプタ (ASUS 用)
PD ケーブル (60W 対応)

ちゃんと 無負荷時 20V が出力されて ASUS のノートPC で使えた。これで万が一の断線時に慌てなくて済む。あと同時に買った PD 20W と書いてある 安物 AC アダプタに 20V のプラグを付けてみたが 5V しか出力されない。PDC004 が届いたら、どんな感じなのか確認してみる。
posted by すz at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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